右と、左と、中の道。

30代男の政治観です。

リベラルのち保守、時々中道。

私の親は、共産党支持者だった。


母子家庭で、決して裕福ではなかったからだろう。

当然のように、私も共産党…というよりはリベラルな考え方が身に付く。

出来るだけ格差はない方がいいし、権利については出来るだけ自由がいい。



大人になってもそれは根底にあるから、やはりリベラルな人間なのかもしれない。






そもそも、保守とかリベラルとか、はたまた中道とか。


若い人はよくわかっていない人が多いのではないだろうか?


私は、年齢のわりには政治に詳しい方だと自負していたが、それでもつい最近までしっかりとそれら3つの違いを説明出来なかった。


日本の政界は、『自民党公明党』と、『それらにケチつける有象無象的な野党たち』

の一言で表せると思う。


だから漠然と、与党が保守で、野党がリベラルでくらいな理解だろう。



http://m.huffingtonpost.jp/rootport/ideology_b_5457490.html



今現在、私はどちらかといえば、保守よりな考え方である。


もっと言ってしまえば、リバタリアンである。

もともとのリベラルとはわりと対極だが、それには理由がある。



まずひとつに、税金をいくら上げたところで、政府の無駄遣いは止まらないことだ。

なんちゃら法人だ、なんちゃら費だ。理由をつけては無駄遣いするのが半分仕事みたいな中枢部にあげるお金など一文たりともない。

消費税が10%にあがるが、使い途がどうなるかなんて実際のところわからない。
法人税をあげるだとか、タックスヘイブン対策に着手するだとか、色々先にやるべきことはあるだろうに。


であるならば、むしろ税金なんて最小限にして全て自己責任にしてくれた方がよっぽど潔く納得して生きていける。

誰にも賄われないかわりに、誰も賄わない。
一番の平等だろう。



次に、道州制賛成がある。

道州制というよりは、もはや連邦制に賛成だ。
なんでこんなにも皆が道州制への理解を深めないのか甚だ疑問だ。

これだけ親米なくせに、と思う。


日本合衆国政府は、国防と外交と国の舵取り。

それぞれの州にはそれぞれの州憲法

独自の産業に、独自の社会保障
独自の税率に、独自の法令。


江戸時代以前に戻ると思えばイメージつきやすいんではないだろうか?

もちろん全く一緒ではないが。



最後は、国家存続のため。

高齢化社会に膨らむ社会保障
55年体制から高度成長の負の遺産国債


このままでは若者に、明るい未来はない。

それもこれも、経済的に頭がつっかえているのに、尚も大きな政府を維持して小回りが効かない大きな泥舟に乗っているからである。


私は、安楽死に賛成だ。
死にたい人はどんどん死ねばいいと思っている。


“働かざる者食うべからず”


いつからだろう。働かなくても生きれる社会になったのは?


元来自然界では、自力で餌をとれないものに明日はない。


成長している国ならば、分母の方が大きいから苦にならないが、衰退途上国に働かないものを食わせる余裕はない。


生きる権利があるなら、死ぬ権利も担保されるべきだろう。
そして、生産のできない人間を支える働く人間が、重さに耐えきれず倒れていく社会にはしてはならない。


今現在、これらがなかなかに過激な意見だと思われるだろうことは重々承知である。


しかし、自己責任だというなら、そこまでしてくれなきゃ納得できないということだ。
年金だって、シンガポールのように積立式に一刻も早くするべきである。

ちなみに、政策から言うと、日本維新の党が一番近いわけだが…衆議院過半数の候補が立てられない時点でやはり少数派なのだろう。


若い人は、自民党支持者が多いらしい。

今の暮らしに不満が少ないからかな?


いまの野党が頼りないのもあるだろう。


税金がちゃんと使われるのなら、共産主義で全然異論はない。
もし、そうでないなら、自由至上主義が最も納得いく。