政治がよくならないワケ
「なんで、一向に政治がよくならないの!?」
「なんで、いつまでたっても生活が楽にならないの!?」
当たり前の話だ。
政治家の目的は、『政治家でいること』であって『民衆の生活を良くすること』ではない。
政治家は、『政治』という商品を扱うだけの個人事業主、つまりはただの職種である。
二世三世が、叩かれながらもずっと政治家でいれるのは、『政治家』という事業の経営方法をよく知っているから。
「日本を変えたいんだ!」
「よりよい社会にしたいんだ!」
こんな候補者は、他の産業で言えば『研究者』みたいなもので、『経営者』ではない。
『よりよい政治』を開発したいという研究心はあっても、『政治家であり続け権力を手にいれる』という分野のプロになれるかは別の話。
それは、経営の話で、二世三世はここが強い。
別に世の中を変える必要なんてない。
とにかく心があるように振る舞って、ニコニコと手を降り続け、当選さえすれば、年収数千万円の職を手に入れられる。
ただそれだけのこと。
野党議員も同じ。
ポジショントークしてるだけで、別に本当に世の中を良くしようなんて思っちゃいない。
野党であっても、議員であり続ければ年収数千万円。
民衆の味方みたいな顔して、とにかく与党の反対しとけばいい。
今回の衆院選で、普段いかにポジショントークしてるだけで、心がないかがわかった人も多いのでは?
だから期待なんかしないことです。
期待を裏切るのも、また政治家の仕事ですから。